筋肉質な男性のポーズカタログ ─基本ポーズから自然な日常動作まで
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まずは大前提。
日本人と西欧人の
根本的な体の構造は違います。
但し、
何百年単位の長いスパンで考えると
血は少しずつ交わり
(ハーフも増えていき)
食事や習慣も
世界で均一化の方向に向かいます。
どこにいても外国の食べ物が
摂取できるようになってますね。
その結果、
少しずつ体格は”接近”はしてゆきますが
そもそも基本的構造が異なることは
前提として忘れてはいけません。
📝
まず骨格が全然違います。
骨に筋肉がくっついています。
筋肉の使い方は
人種でおおまかに異なります。
詳しくは下の過去記事を参照ください。
>過去記事 屈筋と伸筋
筋肉の違いを端的にいえば、
日本含む東洋人は、引く国民性と文化を長く持つので
屈筋優位で使い込み、収縮しやすい。
例えば、刺身を切る時の包丁やノコギリを使う時は
日本人の多くの方は”引く”と思います。
綱引きなんかもそうです。
対する西欧人は、押す国民性と文化を長く持つので
伸筋優位で使い込み、伸ばされやすい。
前に押す力比べが多いです。
こういう特性を踏まえた上で
対処法を考えるならば
筋肉が縮んでいる人に対しては、
伸ばす処方が求められるし
筋肉が伸びている人に対しては
縮める処方が求められる。
以上の話は、
あくまで個別・個体で診ないといけません。
注意点としては、
欧米主流のやり方(本来、欧米人のために考えられた処方)を
そのまま日本人のあてはめようとするケースが
いろいろなジャンルで多々見られるが、
その中には日本人にはそぐわないものもある
ということを知っておかねばいけません。
米国最新メソッドとか、
日本人は特に騙されて飛びつきやすいので
注意が必要です。